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聖ピオ十世会 Q&A

Q. 聖ピオ十世会はいつ創立されたのですか。

A. 聖ピオ十世会は、ルフェーブル大司教(Mgr Lefebvre)によって創立され1970年11月1日、ロザンヌとジュネーブとフリブール教区の司教であるシャリエール司教(Mgr Chariere)によって、Pia Unioとしてカトリック教会法典に則って正式に認可されたカトリック教会の一修道会です。ローマの聖職者聖省の枢機卿長官は1971年2月18日付けの書簡によって、同会を公式に称賛しました。ローマは過去において聖ピオ十世会に様々な修道者を所属させる(incardinare)ことの許可をいくつも与えており、これは、聖ピオ十世会が続けてその会員を所属させることが出来ることをローマが許可し、その叙階式が適法であることを意味しています。1987年2月には教皇使節のガニョン枢機卿(Cardinal Gagnon)は、同会の神学校を公式訪問した際、聖ピオ十世会の入会式に教皇使節の資格で参列し、同会神学校を称賛しました。

Q. 聖ピオ十世会の創立の目的は何ですか。

A. 聖ピオ十世会の第1の目的は、司祭の聖化と養成です。その目的のために聖伝のミサとミサ聖祭に関わる全てのことに特別の信心を持っています。そして使徒の時代より伝わるカトリック信仰、歴代の公会議や教皇様たちの教えをそのまま守り続けようとしています。ルフェーブル大司教はこう言いましたが、聖ピオ十世会の会員はこれを常に守り続けています。「私たちは真心を込めて全霊を込めて、カトリック信仰とその信仰を維持するために必要な聖伝との保護者であるカトリックのローマに一致する。」(1974年11月)

Q. 聖ピオ十世会は現在何をしていますか。

A. 聖ピオ十世会は創立の目的を目指して、現在、ベルナール・フェレー司教を総長として400名以上の司祭と、多くの神学生、修道士、修道女が同会において世界中で働いており、スイス、フランス、アメリカ、ドイツ、アルゼンチン、オーストラリアの6つの国際神学校を運営しています。聖ピオ十世会は、霊魂の聖化と救いのために、ローマ・カトリック教会が常に信じ、愛し、実践し続けてきたことをただそのまま、その通りし続けているのです。

Q. 何故ルフェーブル大司教は1988年6月30日に司教を聖別したのですか。

A. 第2バチカン公会議の後に起きた信仰の危機の最中を、使徒継承の信仰と秘跡をそのまま伝えるために、ルフェーブル大司教は1988年6月30日に後継者の司教を聖別しました。これはカトリック教会の信仰の遺産をそのまま守り続けるためでした。カトリック教会から離れるためでもなく、カトリック教会と別の教会を作るためでもありませんでした。聖ピオ十世会は、聖なるカトリック教会の聖伝に基づく信仰と道徳の遺産を守るために正統なローマ権威からくるものを受け入れ、カトリックの信仰の遺産を守ることに反するものは排斥します。ルフェーブル大司教はこう言います。「教会の教導職を拒否するものは、教会から離れたものである。私たちはそれから離れることを決して望まない!」(1983年6月)

Q. ローマと聖ピオ十世会との関係はどうなのですか。

A. 「私たちは聖伝のミサが世界中で捧げられるようにローマに働き続けています。私たちが求めていることは不可能であると思いこんでいる人々の考えとは反対に、ローマは聖伝のミサを『解放』させることを今でも考えています。いつそれがなされるかは分かりませんが、ローマはそのことを考えています。・・・聖ピオ十世会に好意的な聖職者がバチカン内部におり、聖伝のミサのための運動を強化しています。・・・まだ充分に強い動きではないのですが、教会の直面している恐ろしい危機を乗り切るために必要な手段としてこの聖伝のミサをしなければならないという考えがバチカン内部でさえもますます広がっています。・・・まだ目には見えませんがゆっくりと確実に仕事が運んでいます。ローマ・クリア内部には「がんばれ、諦めるな、妥協するな」と私たちを励ます聖職者らがいます。・・・私たちには多くの友人がいますが、友人だけではありません。教会の内部には教会の敵が多くおり、彼らは自分が何をしているかをよく知っています。私たちはそのことを良く理解しなければなりません。」(フェレー司教2002年12月)

Q. 聖ピオ十世会の司祭たちの執行する秘跡は有効ですか。

A. キリスト者の一致のための委員長であったカッシディー枢機卿(Cardinal Cassidy)は、1994年5月に「聖ピオ十世会の司祭たちによって執行されるミサ聖祭と秘跡は有効である」と言っています。

Q. 聖ピオ十世会は、カトリック教会から離れているのですか?

A. 聖ピオ十世会は、聖ペトロの後継者としてヨハネ・パウロ2世教皇(当時)の普遍的な裁治権を認め、これを擁護しようとするカトリック教会の一部です。教義聖省長官であるラッチンガー枢機卿(当時)は、聖ピオ十世会がカトリック教会を離れているとする根拠は全く無いといっています。また教皇庁立委員会エクレジア・デイ事務総長であるモンシニョール・ペルル(Mgr Perl)は、2002年9月27日付けではっきりと、制限を付けずにこう言います。「厳密な意味において、聖ピオ十世会の司祭によって捧げられたミサに与って主日の義務を果たすことができる。」これは、聖ピオ十世会が離教してはいないということを宣言することです。何故なら、例えば離教したギリシア正教の司祭によって捧げられた典礼にいくら与っても、カトリック者は主日の義務を果たしたことにはならないはずだからです。

Q. 聖ピオ十世会の聖伝のミサに与ることは罪ですか。

A. モンシニョール・ペルルは、次のように答えています。「もしそのようなミサに与るというあなたの第1の意向が、教皇様と教皇と交わりを共にするものたちとの交わりから離れたいという望みを表明するためであるのなら、これは罪になるかも知れません。もしもあなたの意向がただ単純に信心のために1962年版のミサ典書に則ったミサに与ることでしたら、これは罪にならないでしょう。」(2002年9月27日)


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